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公務員試験の全体像

結局、予備校には行かず独学で勉強することにしました。金銭的な負担も大きいし、先輩を信じることにします。

信じるのは良いけど、責任は持てないからな。で、志望順位は決まった?

一応、さいたま市役所を第一志望にします。国1・特別区・国税・国2・さいたま市役所って感じです。

オーケー。じゃあ簡単に試験の流れを話していくぞ。まず、公務員試験で突破しなければいけない関門は、択一試験・論文試験・面接試験だ。これはどの職種を受験するにしてもだいたい同じになる。

じゃあ対策も同じでいいんじゃ?

それぞれの中身が違うんだ。択一試験から順に見て行こう。択一試験はさらに、教養択一と専門択一に分かれる。ちなみに択一は全て5肢択1だ。

細かいですね。

教養択一について

さらに細かくなるよ。教養択一は、文章理解・知能・知識という分野に分かれる。文章理解は、現代国語・古典・漢文・英語だが、多くの試験では現代国語と英語だけだな。

良かった。古典苦手なんですよ。

知能は、判断推理・数的処理・資料解釈だが、要は中学受験だと思えば良い。

・・・中学受験してないんですけど。

頭を使う算数って感じかな。数学の知識は必要としないが、知識があればもちろん有利だ。ほら、テレビのIQクイズ番組みたいな問題だよ。

うげ。そんなの解けないんですけど。

苦手としている人が多い分野であることは確かだ。一方でできる人は特に対策をせずともできてしまう。苦手という意識があるのなら、簡単な問題を落とさない戦略でいくべきだろう。

そうします。

知識は高校分野だ。人文科学・自然科学・社会科学・時事という構成になる。

じ、じんぶんしぜんしゃかいかがく?

人文科学は日本史・世界史・地理など。自然科学は、物理・科学・生物など。社会科学は、公民・現代社会など。人文科学+社会科学は文系。自然科学は理系の範囲だ。

物理・科学、、、。頭が痛くなってきた。こんなに範囲が広くて終わるのか不安なんですけど。

確かに。この膨大な範囲をどう勉強していったらいいのかってところはおいおい話す。今は全体の流れをみていこう。ちなみに社会科学は専門択一と範囲が被っているのでそれほど対策は必要ない。

専門択一について

専門は、法律系、経済系、行政系に科目が分かれる。

ふむふむ。

まず法律系だが、憲法・民法・行政法・刑法・商法・会社法・労働法くらいかな。憲法・民法・行政法はだいたいどこでも出題される。その他は職種によって出題されるところもある。

憲・民・行が大事なんですね。

経済系は、ミクロ経済学・マクロ経済学・財政学だ。職種によっては経済史とか経済政策なんていう科目も出題されるが、上の3つをマスターすれば対応できるはずだ。

経済なんてやったことないんですけど。

行政系は、政治学・行政学・社会学・経営学・国際関係・労働政策あたりだ。

本当に科目が多いですね。半年でできるか不安だ。

専門択一では心理学、会計学のようにまだまだ科目はあるが、主要なのは上に挙げた科目だ。

択一試験のまとめ

長くなったからまとめると教養択一は中学・高校・大学受験の知識が、専門択一では大学で学んだ知識が試されるってことだな。

これまでの人生の全てを見ているって感じなんですね。

論文試験

論文って苦手なんですよねー。

論文は専門論文と教養論文(総合論文)の2種類ある。

論文にも教養と専門があるのか。

専門論文は大学の期末試験と同じと考えれば良い。形式は一行問題と事例問題があるが、事例問題は国1や衆参事務局1種のような難関でしかかされない。他の職種は一行問題か、そもそも専門論文が必要ない。

一行問題とか事例問題って何ですか。

一行問題は「司法権の限界について答えよ」とか「官僚制について書いてください」といったタイプだ。定義や学説をそのまま書くだけなので難易度はそんなに高くない。一方、事例問題は複数の知識を具体的なケースに当てはめていく問題になる。」

まったく書ける気がしないですけど。じゃあ教養論文ってのについて教えてください。

教養論文は多くの職種で必要だ。時事、行政観、職業観を聞いてくる。具体的には、「食の安全について」「格差社会における行政の役割について」「あなたが関心を持つ社会問題を一つ挙げ、行政官としてどう取り組んでいきたいかについて書いてください」こんな感じだろう。

これなら書けそうだ。

面接試験について

職種によって様々な面接形式がある。個人面接、集団面接、集団討論などだ。また国家公務員の場合は人事院面接と官庁訪問のようにいくつかの面接試験を受けなければ採用されない。

でも公務員の面接って民間に比べたら楽そうだ。

最近はそうとも言い切れない。筆記試験の合格者数を増やして、面接を重視しようという流れにあるからだ。民間はいやだからという消極的な志望動機でひたすら筆記試験の対策しかしてない、なんて人は面接で落とされかれないから注意を要する。

得点の配分

最後に得点の配分について。

図は国1のもので、総合試験ってのは教養論文、人物試験は面接だ。これらを全て足して上から何人が合格ということになる。

バランスが大事ですね。

職種によって配分は異なってくる。中には択一試験の成績が最終的に関係なくなるところもある。教養・専門・論文・面接をバランス良く得点するのが合格には必要だ。

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